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ひとりぼっちの達人『蛭子能収』と言う生き方。

公開日:16.12.25

更新日:20.07.07

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●葬式で笑いをこらえるのに必死

●旅番組で、名物を頼まず自分の好きなものを注文する

●友人との約束よりも、競艇やパチンコを優先する

●嫌いな人を「大嫌いです」とハッキリ公言する
もしそんな究極のマイペースが周りにいたら?

きっと「総スカン」を喰らうことでしょう。

ただ、一人例外を除いて。

それが、「蛭子能収さん」です。

漫画家であり、タレントであり、

空気を読めない(読まない)自分勝手ぶりが面白く、テレビでは重宝される存在。

不思議とこの人だけはどこか憎めない。

協調性を重んじるのが日本人が、なぜここまで蛭子さんに惹かれてしまうのか?

今回は蛭子さんの生き方そのものが垣間見える名言(迷言)をご紹介します。

 

みんな、嫌われるんじゃないかとか、友達だからとか、考えすぎです。
他人にどう思われたっていいじゃないですか。

友達なんていらないと、堂々と公言できるのが蛭子さん。

友達としての振る舞いを相手に求め、過剰に期待をかけることに、

「考えすぎ」と警鐘を鳴らしています。

友達が多いからと言って、必ずしも幸せではない事を教えてくれる言葉です。

 

理想もなければ野心もない。
だけど、人生っていうのはそこからまた面白い方向に進んでいくものです。

 

高い志を持って突き進むのも素敵ですが、

それが無いからと言って悲観する必要が無いというのが蛭子さんのセオリー。

たとえ理想が無くても、漫画家として、タレントとして一つ一つの仕事をこなして来たからこそ言える名言ですね。

 

人は、競艇場で輝くために働くんです

なんだってー!?

ただこの名言、皆が皆、仕事でやりがいを見つける必要は無いと言っているようにも聞こえます。

仕事に生きがいを見つけなくても良い。

仲間とお酒を飲む為に働く。

好きな人の為に働く。

仕事へのモチベーションは、人それぞれあっても良いのではないでしょうか。

 

サラリーマンでも漫画家でも芸能人でも、一番大事なものは信用だと思います

一人好きを公言している蛭子さんですが、信用を何より大事にしています。

漫画家であり続けるためにも、過度に相手に期待し過ぎず、

受け流したりしながらも、信用を築いていっているのですね。

人生の目的は死なないこと

死んだら何もかも終わり。

一見、投げやりにも聞こえる言葉ですが、

「生きている内は自由に生きたい」と言うのが、蛭子さんの考え方です。

自分のやりたいことは譲らないのも、限りある人生を精一杯楽しもうとしているのですね。

 

蛭子さんのように生きられたら…

 

空気を読むことから解放され、ただ楽しく自由に生きる。

本当に難しい事ですよね。

仕事、家庭、対人関係、簡単に断ち切れるものではありません。

そんな中でも、自分は自分。

他人は他人。

自分は、自分のできることを、自分のやり方で貫くだけ。

そう割り切れる蛭子さんの強さに、憧れが集まるのかもしれません。
参考:
蛭子能収 – Wikipedia