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割り箸の進化に隠された日本人の本性

公開日:17.04.26

更新日:19.07.17

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割り箸。

私達日本人であれば、必ず一度は使ったことがあるはず。

一度どころか、毎日使っているという方も少なくありませんよね。

かくいう筆者もほとんど毎日割り箸を使っています。

でも、とても身近な存在にも関わらず、じっくりと割り箸について考えたことはないのでないでしょうか。

そこで今回は、身近な便利アイテム割り箸について少しだけ詳しくなっていただきます!

 

・割り箸を綺麗に割るには

今まで何度味わったでしょうか。

無残にも片方のみが太く残ってしまった割り箸。

手触りも悪くなりますし、食事に対するモチベーションまで失われてしまうことすらありますよね。

まず、あの現象が起こる原因は木の繊維の方向が大きく異なっている場合に起こります。

加えて、左右の手で割り箸を左右に引っ張る時、加わる力は微妙に異なります。

それが原因となり、あの忌まわしき現象は起こっているのでした。

では、どのように割り箸を割ればいいのか。

正解は、左右ではなく上下に割る。

割り箸を縦に持ち、片方の手で固定。

そして、もう片方の手で割り箸を上に持ち上げるように力を加えると、あら不思議。

綺麗に割り箸が割れるのです。

もちろん、百発百中とはいきませんが試してみる価値はあり。

お試しくださいね。

 
・割り箸の進化

 

大手コンビニエンスストア、LAWSONの割り箸に、革命が起きているのです!

なんと、先ほど紹介したテクニックがまったくの無意味なテクニックとなってしまう進化。

つまり、そう。

『割れている』!!

LAWSONさんの今の割り箸は既に割れているのです。

しかも、角も丸く素晴らしい手触り。

こうなるともはやまったくもって割り箸ではなく、言うなれば『割れ箸』。

おそらく、作成コストは上がったのではないかと思うのですが、お客様の快適な食事を考えたこの気遣い。

そう考えると割り箸一つとはいえ、大きく印象も上がるというもの。

ベスト割り箸、コンビニエンスストア部門を個人的に表彰したいところです。

 

 

 

・割り箸の進化からみられる日本人の国民性

割り箸一つをとっても、常に目覚しい進化と発展を遂げている我らが日本。

もちろん、割り箸に限らずその技術力は世界でも指折り。

あらゆる分野で最先端を行き、先進国というイメージを世界でももたれていますよね。

一体、何がそれを可能にしているのでしょうか。

勤勉さ?真面目さ?

いえ、私は思うのです。

もしかしたら、日本人は世界でも有数のめんどくさがりなのではないかと!

思えば、技術力の発展はみな全て、人間が楽に生きる為のものですよね。

より時間をかけずに移動したい。

より疲れずに移動したい。

こういった感情から交通機関や乗り物は進化してきました。

他の技術の発展にしても同じことが言えますよね。

より楽に、効率的に。

そんな思いで発展してきた技術力を思うと、もしかしたら日本人は楽をする天才なのかもしれませんね。

割り箸の進化も、そんな日本人の一面を表している部分と言えるでしょう!